Cantor Fitzgerald、サステナブル・インフラストラクチャー・ファンドを開始

Cantor Fitzgerald、サステナブル・インフラストラクチャー・ファンドを開始

7月18日、金融サービスグループのCantor Fitzgeraldは、デジタル・トランスフォーメーション、脱炭素化、老朽化インフラの強化という3つのインフラメガトレンドに沿った機会への投資を目的とした「The Cantor Fitzgerald Sustainable Infrastructure Fund」を立ち上げたと発表した。

今年初めに提案された本クローズドエンド型インターバルファンドは、3つのメガトレンドに焦点を当てた民間機関インフラ投資ファンドおよび公共インフラ証券に投資し、その製品やサービスを通じて国連の持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する発行体への投資に主眼を置く予定だ。

Cantor Fitzgerald は、世界的にインフラ投資が活発化する中、年金基金や政府系ファンドなどの投資家によるインフラ投資の拡大、政府によるインフラ整備への投資、再生可能エネルギー発電への注目、水素利用への取り組みなどを背景に、新ファンドを立ち上げた。本ファンドは、安定的かつ予測可能なインカム、経済的感応度の低さ、インフレ防止効果などのメリット提供を目指している。

【参考ページ】
(原文)Cantor Fitzgerald Launches Cantor Fitzgerald Sustainable Infrastructure Fund
(日本語訳)カントール・フィッツジェラルド持続可能なインフラストラクチャー・ファンドを設立

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る