5月3日、国際的な貯蓄・投資事業者であるM&G plcは、チューリッヒに拠点を置き、新興市場に特化したインパクト投資を扱うresponsAbility Investments AGの買収を完了した。
2003年に設立された responsAbilityは、新興市場の民間債権および未公開株式に投資し、金融包摂、サステナブル・フード、気候ファイナンス分野の企業に重点を置いている。 これらの企業のビジネスモデルは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を直接支援する。12月31日時点で、responsonsAbilityの運用資産は約37億ドルで、創業以来110億ドル以上の投資を行っている。
同社は、M&Gのインパクト投資機能の強化に加え、チューリッヒに投資ハブを設置し、新たな市場に拠点を設けることで、国際的なフットプリントとアセット・オリジネーション能力を強化していく予定である。
【参考記事】M&G、インパクト投資家responsAbilityを買収
【参照ページ】
(原文)M&G completes the acquisition of responsAbility Investments AG
(日本語訳)M&G、インパクト投資を扱うresponsAbilityの買収を完了