化学メーカーBASFとリサイクル会社3T Industries Sdn Bhd、パイナップル保護用シートの強化で協働

マレーシアでパイナップルの日焼け防止に使用されている再生プラスチックを安定化させるBASFの「IRGACYCLE™」。

7月29日、ドイツの大手化学メーカーBASFとマレーシアの大手リサイクル会社3T Industries Sdn Bhdは、マレーシアのパイナップル農園の収穫量増加と省資源に関して協働し、パイナップルの保護材として使用される100%リサイクル高密度ポリエチレン(HDPE)シートの強化に成功した。

パイナップルは温暖で湿度の高い気候を好むが、日射や高温(32℃以上)の影響を受けやすく、市場出荷量を大幅に減らし、生産者の利益を大きく損ねる可能性がある。日焼けや白化現象はが起こると、黄白色の果皮の下にある組織がダメージを受け、淡いグレーや茶色に変色する。損傷した組織は病気や害虫に感染しやすくなる。HDPEプロテクターは、光合成が行われるようにしながらも直射日光から果実を保護できる。

3T Industriesは、パイナップルの保護材として使用される100%リサイクル高密度ポリエチレン(HDPE)シートを強化するために、BASFのIrgaCycle UV033 DDを初めて適用した。

IrgaCycleはワンパックで提供されるため、リサイクル業者がすぐに利用でき、さらに予備混合をする必要がない。また、従来の酸化防止剤と比較して低濃度での効果が高く、必要な添加剤の総量も減らすことができる。その結果、簡単かつ正確な添加、製品品質の向上、さらに長期的な用途に使用するためのリサイクル品のアップグレードを実現する。

BASFは3T Industriesに適切な添加剤ソリューションを提供しただけでなく、加工中や屋外での風化の際にリサイクルポリマーを安定させるための技術的な提案も行った。

【参照ページ】
(原文)BASF’s IrgaCycle™ stabilizes recycled plastics used to protect pineapples from sunburn in Malaysia
(日本語訳)BASFのIrgaCycle™は、マレーシアでパイナップルを日焼けから守るために使用される再生プラスチックを安定化させます。

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