Siemens Energy、約2,159億円のグリーンボンドを新発行

Siemens Energy、約2,159億円のグリーンボンドを新規に発行

3月29日、エネルギー技術企業のSiemens Energyは、第1回グリーンボンドの発行に成功し、15億ユーロ(約2,159億円)を調達したことを発表した。3年満期と6年満期の2つの7億5,000万ユーロ(約998億円)のトランシェで構成されるこの募集は、3倍を超える応募があり、総受注額は約55億ユーロ(約7,916億円)に上ったとのことだ。

今回の募集は、Siemens Energyが最近発表した「グリーンボンド・フレームワーク」に続くもので、グリーンボンド発行のための資金使途、プロジェクトの選定・評価プロセス、資金管理、報告義務の概要を説明している。

同フレームワークでは、「再生可能エネルギー」を唯一の資金使途の対象としており、「陸上および洋上風力タービンの設計、開発、製造、設置」、「陸上および洋上風力発電所の運用および保守」に関連する支出に限定している。

同社は、今回の調達資金を主に風力発電事業であるSiemens Gamesa Renewable Energyの既存債務の再融資に充てるとしている。

【参照ページ】
(原文)Siemens Energy platziert erfolgreich Grüne Anleihe in Höhe von 1,5 Milliarden Euro
(日本語訳)シーメンス・エナジー、15億ユーロのグリーンボンドの発行に成功

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る