UNEP、海洋石油・ガスの探査・生産に伴う財務リスクと環境影響に関するレポート発行

海

5月、国連環境計画(UNEP)は、 海洋石油・ガスの探査・生産に伴う財務リスクと環境影響を分析したレポートを発行した。 世界経済の脱炭素化という環境上の要請に加えて、活動に伴う金融、風評、規制、オペレーション、物理的リスクの領域を考慮し、金融機関がこの分野にどのように関わり、対応すべきかを論じている。

本書は、海洋石油・ガス事業に関連するリスクを理解し、化石燃料からの脱却を目指す銀行、保険会社、投資家向けに作成された、科学的根拠に基づく実践的な資料である。また、本資料は、UNEPが連続発行している、海洋経済(ブルーエコノミー)に関する一連の分析レポートの一部である。

2050年までにネット・ゼロに到達するためには、世界の温室効果ガスの排出を迅速かつ持続的に削減し、化石燃料からの抜本的な転換を図る必要がある。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、COP26で合意されたように、地球温暖化を1.5℃に抑えるためには、石油・ガスの新規生産事業は許可せず、既存の生産事業は持続可能な再生可能エネルギーに置き換えなければならないとしている。

【参照ページ】
HARMFUL MARINE EXTRACTIVES: OFFSHORE OIL & GAS

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-28

    ネイチャーポジティブ経営の重要性が増大・企業に求められる対応とは?(再掲)

    ※2024年3月5日公開済みの記事に「移行計画」「ネイチャーポジティブ宣言」に関する情報を一部更新…
  2. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-8-28

    環境省「ネイチャーポジティブポータル」開設、生物多様性回復へ情報集約

    8月18日、環境省は、生物多様性の保全と回復を目指す「ネイチャーポジティブ」の実現に向け、関連情報…
  2. サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025-8-22

    サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025年8月8日、金融庁は、「2027年版EDINETタクソノミの開発案」を公表した。これは、I…
  3. 2025-8-19

    PR【対談&ワークショップ】第一生命が語る「ESG開示」と「企業価値向上」

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る