Lenovo、MaerskのエコデリバリーでCO2排出量を削減

7月13日、PCとスマートデバイスのリーダーであるLenovoは、中国の製造拠点からアジア太平洋およびヨーロッパへのPC・スマートデバイス・インフラ製品の海上輸送で、総合コンテナ物流企業であるMaerskのエコデリバリーソリューションと提携し、輸送におけるCO2排出量をさらに削減すると発表した。

Maerskの海上輸送用バイオ燃料は、既存の化石燃料を使用した場合と比較して、CO2排出量を80%以上削減できる見込み。Lenovoは、2025/26会計年度までにサプライチェーンから100万トンの温室効果ガスを削減するという目標を掲げており、今回の発表もその一環となる。本目標は、同社が2020年に導入した科学的根拠に基づく野心的な環境目標に加えられる。

技術革新と消費者、テクノロジープロバイダー、認証パートナーとの協力により、Maerskのエコデリバリーは直接的なCO2排出量の削減を実現する。2022年には、ECOデリバリーは第三者によって検証された排出削減型のロジスティクスおよびサービス製品に拡大し、バリューチェーン全体の顧客にサービスを提供する予定だ。

【参照ページ】
(原文)Lenovo reduces emissions footprint with Maersk ECO Delivery
(日本語訳)Lenovo、マースクECOデリバリーで排出量を削減

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-12

    BCG支援のVC、Bキャピタル、気候変動プラットフォームのリードへ向け新たな幹部を発表

    4月8日、マルチステージのベンチャー投資会社であるBキャピタルは、気候変動投資プラットフォームの拡…
  2. 日本、IFRSベースのサステナビリティ報告基準案を公表

    2024-4-11

    SSBJ(サステナビリティ基準委員会)、IFRSベースのサステナビリティ報告基準案を公表

    4月3日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)は、IFRS財団の国際サステナビリティ基準委員会(…
  3. 2024-4-11

    ブラックロック、ESG政策を理由に1.3兆円の資産売却を決定したテキサス州を「無謀」とし、再考を促す

    3月21日、ブラックロックは、テキサス州教育委員会がエネルギー企業への「ボイコット」とESG投資慣…

アーカイブ

ページ上部へ戻る