4月28日、廃棄物処理と環境サービスを提供するWMは、再生可能天然ガス(RNG)の生産量を6倍に増やすなど、再生可能エネルギーの導入量の大幅な増加を目的に、今後4年間で8億2,500万ドル(約1,100億円)を投資する計画を発表した。
WMは、米国とカナダの顧客に回収、リサイクル、廃棄サービスを提供している。同社は埋立地ガスの有益な再利用におけるリーダーであり、埋立地から事業で使用する電力の5倍もの再生可能電力を作り出している。同社は、北米で最も多くの埋立地ガス発電所を運営しており、再生可能な天然ガス発電所のネットワークも拡大中である。
WMは新たな投資計画により、2026年までに北米全域で17の新規プロジェクトを立ち上げ、RNGネットワークの拡大を目指している。新規投資によるRNG生産量の増加により、2026年までに約130万トンのCO2温室効果ガス排出量を削減する見込みで、2026年までに天然ガス燃料の全量をRNGで賄うことに貢献する。
同社は、オクラホマ州オクラホマシティとアーカンソー州スプリングデールのRNGプラントが今年中に稼動する見込みである。
【参照ページ】
(原文)WM’s Renewable Energy Investments Expected To Power Over 1 Million Homes By 2026
(日本語訳)WM社の再生可能エネルギー投資により、2026年までに100万戸以上の住宅に電力を供給する見込み