アリババ「Tmall」、エコフレンドリー商品ラベルを試験的に導入

4月7日、アリババグループのB2C電子商取引プラットフォーム「Tmall」は、消費者が購入した商品が環境に与える影響を確認し、持続可能な選択をできるよう、エコフレンドリー商品ラベルの提供を開始した。

4月から電気製品のラベル付けを開始し、順次他のショッピングカテゴリーも追加していく予定である。商品表示ページには、エネルギー効率の高い機器の使用によって、通常の電化製品と比較して節約できる二酸化炭素排出量が表示される。

加盟店は商品をTmallに提出し、審査を受ける。現在までに、Tmallは3,000社の加盟店から申請を受け、30万点以上の省エネ性能の高い家電製品にラベルを付与している。

【参照ページ】
(原文)Alibaba’s Tmall Pilots Carbon Labeling to Drive Sustainable Consumption
(日本語訳)アリババ「Tmall」、エコフレンドリー商品ラベルを試験的に導入

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. ESMAのESG評価機関規則がもたらす変化と企業への影響(26年7月適用)

    2025-6-30

    ESMAのESG評価機関規則がもたらす変化と企業への影響(26年7月適用)

    2025年6月20日、欧州証券市場監督局(ESMA)が策定を進める新たなESG評価規則「Regul…
  3. 2025-6-26

    EU炭素国境措置、簡素化で合意 中小企業の9割が対象外に

    6月13日、欧州議会とEU理事会は、域外からの輸入品に事実上の炭素税を課す「炭素国境調整メカニズム…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る