4月4日、Novataは未上場企業のESG指標の収集・報告を目的とした、ESGデータ管理プラットフォームの立ち上げを発表した。
NovataはS&P Global 、the Ford Foundation 、Hamilton Lane 、 Omidyar Networkを含むコンソーシアムが昨年設立した公益法人で、複数の大手プライベートエクイティ企業や年金基金が支援・助言を行っている。
Novataによると、本プラットフォームは、ゼネラルパートナー(GP)とリミテッドパートナー(LP)のニーズに基づき、プライベートマーケットにおけるESGへの関心の高まりと、市場参加者がESGデータを収集・測定する際の課題から生まれた。
本プラットフォームは、ユーザーに明確なESG指標の定義、収集すべき指標とその計算方法に関する実用的なガイダンスを提供し、未公開企業のESGインパクトの明確なビューを提供し、投資家とポートフォリオ企業のESGデータ収集プロセスを簡素化するよう設計されている。
本プラットフォームが提供・追跡する主な指標には、環境カテゴリ(GHG排出量、再生可能エネルギー使用、水・廃水管理)、社会問題(エンゲージメント、多様性と受容、従業員の健康と安全、データセキュリティ)、ガバナンス要素(取締役の多様性、ビジネス倫理、汚職・贈賄、システムリスク管理など)が含まれる。
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(参考記事)Novata Launches Novel Technology Platform to Enable Private Markets to Track ESG Data