4月6日、American Express (Amex)は、気候変動に焦点を当てた一連の取り組みやサービスを発表した。その中には、法人顧客が支出に伴う二酸化炭素排出量を測定、管理、相殺するための新しいソリューションの導入計画も含まれている。
Amexは、顧客が自分の二酸化炭素排出量を理解するのに役立つ新しいデジタル商品とサービスを今年後半に提供することを目指す。同社は現在、法人顧客が、航空機の利用、地上交通機関、ホテル宿泊、レストラン、小売店など、従業員の特定のカテゴリーの支出に関連する推定炭素排出量を追跡できるように、拡張版カーボンフットプリント・ダッシュボードを開発中である。
さらに、Amexは米国の法人顧客が、大規模な炭素除去・削減・回避プロジェクトなどの分野への投資を提供するカーボン・オフセット・プロバイダーに接続できるよう、一連の機能の開発を進めている。
このほかにも、「Shop with Purpose」Amexオファーの開始、認定Bコーポレーションでの対象購入に対する特典の提供、リサイクル・プラスチック・カードの提供拡大、アメリカン・フォレスト、国立公園財団、アースウォッチ・インスティチュートへの200万ドル(約2億4,746万円)を超える助成金提供などの取り組みも発表している。
【参照ページ】
(原文)American Express Announces New Initiatives to Advance Climate Action and Support Low-Carbon Communities
(日本語訳)Amex、法人顧客向けに支出による炭素影響を追跡・相殺するソリューションを提供開始