Smart Freight CentreとWBCSD、物流業界のネット・ゼロ・エミッションに向けた新ガイダンスの作成を発表

3月29日、貨物輸送に伴う温室効果ガスの排出削減に取り組む国際的なNPO団体である
Smart Freight Centreと持続可能な発展のための世界経済人会議 (WBCSD)は、物流業界のネット・ゼロ・エミッションに向けて、25社以上のグローバル企業との新しいガイダンスの共同開発を発表した。

本ガイダンスは、既存の2つのフレームワークを基に構築し、補完する。一つは Smart Freight Centre が作成した、物流排出量の算定と報告のためのフレームワーク『Global Logistics Emissions Council (GLEC) 』の第2版であり、もう一つは、WBCSDが作成した、製品レベルの炭素排出量データを算出するためのフレームワーク『Pathfinder』である。

ガイダンスは2022年末までに発行し、2023年1月にダボスで開催される世界経済フォーラム年次総会で正式に発表する。

【参照ページ】
(原文)New guidance being developed by 25+ global companies to support the logistics industry on their journey to net-zero emissions.
(日本語訳)25社以上のグローバル企業、物流業界のネット・ゼロ・エミッションに向けた新しいガイダンスの作成を発表

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 炭素会計導入のヒントと最新ツールの動向

    2025-1-22

    炭素会計導入のヒントと最新ツールの動向

    温室効果ガス(GHG)の排出削減が企業の重要課題となる中、「炭素会計」はその解決策として注目を集め…
  2. 2025-1-21

    アメリカがパリ協定から離脱表明、気候変動対応も転換。

    1月20日、アメリカのトランプ大統領は、地球温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定からの離脱を正式に…
  3. 2025-1-20

    モルガン・スタンレー等の米大手銀行がNZBA脱退。GFANZは再編を発表し資本獲得へ

    1月2日、ロイターによれば、投資銀行のモルガン・スタンレーは、ネットゼロ・バンキング・アライアンス…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る