EcoVadis、2021年のスコア活用社は50%増。取引先やサプライチェーンにも拡大

3月10日、世界で最も信頼されているビジネス・サステナビリティ・レーティングのプロバイダーであるEcoVadisは、エコバディスのスコア活用社が、2021年の開始以来50%増となり、750以上の依頼団体と取引先やサプライヤー9万社以上に広がったことを発表した。

またEcovadisは利用企業のESGスコア改善度の総計を「改善マグニチュード」というインパクト指標で測定し、2022年のインパクトは3〜4倍に増加するなど、サプライチェーンの大幅な改善がみられた。

テクノロジー、アパレル、エネルギーなどの主要産業における利用企業はエコバディスを活用し、リスクマッピングの可視化やCO2排出量削減への取り組み、サステナビリティパフォーマンスの改善を実践している。

【参照ページ】
(原文)EcoVadis Network Grows 50% as Sustainability Improvement Magnitude Triples Ahead of Sustain 2022 Virtual Conference
(日本語訳)持続可能性の改善がSustain2022Virtual Conferenceに先駆けて3倍、EcoVadisネットワークは50%成長

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る