Neiman Marcus、2025年に向けたESG戦略を発表

Neiman Marcus、2025年ESG戦略を発表

3月16日、高級小売ブランドを展開するNeiman Marcus Group(NMG)は、2025年に向けたESG戦略の開始を発表し、商品とバリューチェーンのサステナビリティ・多様性と包括性・コミュニティに焦点を当てた慈善活動を網羅する一連の新しい戦略を発表した。

この新戦略は、NMGのこれまでの持続可能性への取り組みの進捗を詳述した初のESGレポート「Our Journey to Revolutionize Impact」の発行と同時に開始された。新戦略についてNMGは、迅速に行動し説明責任を果たすために2025年の目標の設定を決定したと述べている。また、気候や従業員の多様性などの分野では、2030年の目標も掲げている。

持続可能な製品とサービスの分野では、気候変動・持続可能で倫理的な製品・循環型サービスをターゲットとした目標に重点を置いている。この分野の目標には、2025年までにScope1とScope2の排出量を2019年基準で50%削減すること、ネット・ゼロ目標への道筋をつけるためにScope3の評価を今年行うこと、2030年までに事業全体で再生可能エネルギーを100%調達すること、2023年までに毛皮含有製品をすべて排除すること、などが含まれている。

また、NMGは、Neiman MarcusおよびBergdorf Goodmanにおいて、サステナブルでエシカルなファッションのカテゴリーを特定し、買い物客がそれぞれの価値観に沿った買い物ができるよう、サステナビリティ監査を開始し、サステナブルでエシカルな商品からの収益の増加を目指している。さらに、2025年までに100万点以上の高級品の耐用年数を延長し、補修や修理・修復・再販・寄付などの循環型サービスの提供を約束している。

同社のダイバーシティとインクルージョンに関する目標には、指導的役割における人種的多様性を2025年までに21%、2030年までに28%に高めること、職場の公平性を高めること、女性が設立したファッションテクノロジー企業の支援、多様な小売・非小売業者との支出を増加させることが含まれている。NMGはまた、16週間の有給育児休暇を導入し、2022年中に新たな給与の公平性に関する調査への投資を発表した。

地域社会と慈善活動の面では、The Heart of Neiman Marcus Foundationを通じた300万ドルの慈善活動の実施、同社のAll Heart Programを通じた社員の寄付とボランティア活動の増加、災害への備えと救済の支援を目標に掲げた。

【参照ページ】
(原文)Neiman Marcus Group Shares First-Ever Environmental Social Governance Report, Results from New Investments and 2025 Strategy
(日本語訳)Neiman Marcus、2025年ESG戦略を発表

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