9月18日、英国の競争・市場庁(CMA)は、ファッションブランドが法令を遵守するための実用的なガイドを発表した。本ガイドは、消費者が「グリーン」商品を信頼できるよう、正確な情報提供を促進することを目的としている。
CMAは、ASOS、Boohoo、ジョージ・アット・アズダからのコミットメントを受けたことを含め、17の著名ブランドに対し、自社のグリーン主張を見直すよう警告した。ガイドは、明確で完全な製品情報を提供し、エコ商品の選定基準を明示することを求めている。
また、2024年のデジタル市場、競争、消費者法に基づき、CMAは消費者法違反に対し、企業の売上の最大10%の罰金を科す権限を強化すると通知している。
CMAの消費者保護担当のヘイリー・フレッチャー氏は「ファッション業界は透明性を持って顧客に接する必要がある」と述べ、誤解を招くグリーン主張を使用することへの警告を強調した。
【参照ページ】
(原文)Greenwashing: CMA issues tailored guide for fashion brands
(日本語参考訳)グリーンウォッシング:CMAがファッションブランド向けのガイドを発行