Cantor Fitzgerald、メガトレンドに特化したサステナブル・インフラストラクチャー・ファンドを設立

Cantor Fitzgerald、メガトレンドに特化したサステナブル・インフラストラクチャー・ファンドを設立

金融サービスグループのCantor Fitzgeraldは、DX、脱炭素化、老朽化したインフラ資産の強化など、主要なインフラのメガトレンドに焦点を当てた「Cantor Fitzgerald Sustainable Infrastructure Fund」を立ち上げる計画を発表した。このファンドは、オルタナティブ投資資産管理会社であるCapital Innovations社がサブアドバイザーを務める。

米国証券取引委員会(SEC)に提出した登録届出書によると、この新ファンドは、世界的な成長ダイナミクスが引き続き世界中のインフラへの投資を促進しており、低金利環境、年金基金や政府系ファンドなどの投資家によるこのセクターへの配分の増加、インフラプログラムに向けた政府の刺激策の増加、再生可能エネルギー発電への大きな注目、水素利用の開発などの要因によって、このセクターに投資機会がもたらされていることから設立された。

特定されたメガトレンドを活用するための投資対象分野としては、よりクリーンなエネルギー源への移行や電化を可能にする企業の証券、セルタワー、ファイバーネットワーク、衛星、データセンターなどの資産を所有・運営・開発する通信セクターの企業、既存の資産を修復・強化するための投資拡大の恩恵を受けることが期待されるインフラセクターの企業などが挙げられる。

本ファンドは、2022年の第2四半期にローンチする予定だ。

【参照ページ】
(参考記事)Cantor Fitzgerald and Capital Innovations Announce Plans to Launch Sustainable Infrastructure Fund
(日本語訳)Cantor Fitzgerald、メガトレンドに特化したサステナブル・インフラストラクチャー・ファンドを設立

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. 2025-7-9

    ISSB、SASB基準の包括的見直し案を公表

    7月3日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、SASB基準の改訂案およびIFRS S2実…
  3. 2025-7-8

    欧州198団体がサステナブルファイナンス規制の骨格維持を要請

    7月1日、欧州持続可能投資フォーラム(Eurosif)を含む198の投資家・企業団体は、EUのサス…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る