金融サービスグループのCantor Fitzgeraldは、DX、脱炭素化、老朽化したインフラ資産の強化など、主要なインフラのメガトレンドに焦点を当てた「Cantor Fitzgerald Sustainable Infrastructure Fund」を立ち上げる計画を発表した。このファンドは、オルタナティブ投資資産管理会社であるCapital Innovations社がサブアドバイザーを務める。
米国証券取引委員会(SEC)に提出した登録届出書によると、この新ファンドは、世界的な成長ダイナミクスが引き続き世界中のインフラへの投資を促進しており、低金利環境、年金基金や政府系ファンドなどの投資家によるこのセクターへの配分の増加、インフラプログラムに向けた政府の刺激策の増加、再生可能エネルギー発電への大きな注目、水素利用の開発などの要因によって、このセクターに投資機会がもたらされていることから設立された。
特定されたメガトレンドを活用するための投資対象分野としては、よりクリーンなエネルギー源への移行や電化を可能にする企業の証券、セルタワー、ファイバーネットワーク、衛星、データセンターなどの資産を所有・運営・開発する通信セクターの企業、既存の資産を修復・強化するための投資拡大の恩恵を受けることが期待されるインフラセクターの企業などが挙げられる。
本ファンドは、2022年の第2四半期にローンチする予定だ。
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(参考記事)Cantor Fitzgerald and Capital Innovations Announce Plans to Launch Sustainable Infrastructure Fund
(日本語訳)Cantor Fitzgerald、メガトレンドに特化したサステナブル・インフラストラクチャー・ファンドを設立