1月12日、キリンホールディングス株式会社は、「責任ある飲酒に関するグローバルマーケティング指針」の策定を発表した。
本指針は「キリングループCSVパーパス」の一つである「酒類メーカーとしての責任」の取り組みの一環である。同社はアルコール関連問題に対する基本方針を既に公開しているが、今回新たに責任ある飲酒に関するマーケティングについての指針を策定した。
本指針は、酒類メーカーとして責任ある事業を展開することを社会へ向けて約束し、社会や顧客からの信頼と共感を呼ぶことで、「アルコールの有害飲酒の根絶」に向けた取り組みを発展させることを目的としている。本指針を適用する対象会社はキリンビール株式会社、メルシャン株式会社、Lion Pty Ltd、および Myanmar Brewery Limited である。
キリングループは、広告表現や適切な表示などの自主規準や、地域によっては行政と連動した基準の強化・遵守、および適正飲酒に関する正しい知識の普及啓発に最も重点を置くとしており、本指針には、法令遵守、倫理性、社会規範、製品表示、広告宣伝、ガバナンスそれぞれについての原則が定められている。
キリングループは、今般の指針策定のように「酒類メーカーとしての責任」を果たし、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」という社会課題に取り組むことで、こころ豊かな社会を実現するとしている。
【参照ページ】
責任ある飲酒に関するグローバルマーケティング指針を策定