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2月3日、 EYとマイクロソフトは、AIスキルの普及を目的とした「AI Skills Passport(AISP)」を発表した。この無料オンラインプログラムは、16歳以上の学生を対象に、AIの基礎、倫理、ビジネスやサステナビリティ分野での活用方法を学べる内容となっている。
現在、AIスキルの求人需要は2,000%増加しているが、EYとTeachAIが実施した調査によると、Z世代のわずか15%しか学校や職場でのAI教育に満足していない。AISPはこの課題を解決するため、100万人のスキル向上を目標としている。
受講者は10時間のオンライン学習を自由なペースで進められ、修了証を取得できる。さらに、学習後の就職サポートも提供される。現在、米国、英国、中国、インド、オーストラリア、スウェーデンなどの国で利用可能で、今後5言語に翻訳し、他国へ展開予定だ。
社会的インパクトのあるEY-マイクロソフト共同プロジェクト
EYとマイクロソフトは、起業家支援やグリーンスキル教育などのプログラムを通じ、デジタルスキルの普及に貢献している。
- グリーンスキル・パスポート:環境分野のキャリアを目指す16歳以上を対象とした無料プログラム。すでに46,000人以上が受講。
- 未来スキルワークショップ(FSW):「AI入門」モジュールを新設し、ラテンアメリカで展開予定。
EYグローバル・コーポレート・レスポンシビリティ・リーダーのジリアン・ハインド氏は、「次世代に必要なスキルを提供し、社会変革を促進する」とコメントした。
【参照ページ】
(原文)EY and Microsoft expand social impact collaboration to equip the next generation with AI skills
(日本語参考訳)EYとマイクロソフト、次世代にAIスキルを身につけさせるため、社会的影響力のあるコラボレーションを拡大