BNPパリバ・アセットマネジメント、新たに2つのサステナブルETFを発表

9月5日、BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、新しい「アクティブベータ」ETF(上場投資信託)シリーズとして、2つの株式ファンド「BNP Paribas Easy Sustainable Japan UCITS ETF」と「BNP Paribas Easy Sustainable US UCITS ETF」を発表した。これらのファンドは、9月3日にユーロネクスト・パリに上場し、今月末にはドイツ証券取引所Xetraにも上場する予定だ。

BNPパリバの「アクティブベータETF」シリーズは、従来のインデックス運用とBNPP AM独自のESG(環境・社会・ガバナンス)評価手法を組み合わせた革新的なファンド群であり、サステナビリティに焦点を当てた設計となっている。これにより、規制やラベル基準の変化に迅速に対応しつつ、トラッキングエラーを低く抑えることができる。これらのファンドは、主流のベンチマークに近いエクスポージャーを提供し、BNPP AMの独立したESGスコアリング手法を取り入れることで、サステナブル投資基準に正確に合わせたポートフォリオ構築が可能となっている。さらに、これらのファンドはスタート時点の投資対象から50%の脱炭素化を図る予定である。

「BNP Paribas Easy Sustainable Japan UCITS ETF」は、日本株市場へのエクスポージャーを提供し、少なくとも55%のサステナブル投資を目指すファンドで、MSCI日本ネット・トータル・リターン・インデックスをベンチマークとしている。一方、「BNP Paribas Easy Sustainable US UCITS ETF」は、米国株市場へのエクスポージャーを提供し、少なくとも45%のサステナブル投資を目指し、S&P 500ネット・トータル・リターン・インデックスをベンチマークとした。両ファンドは、BNPP AMのESGアプローチを統合し、フランスのSRIラベルや「Toward Sustainability」ラベルなどのサステナビリティ・ラベルの基準を満たしている。

BNPP AMは、テーマ別およびサステナブルな製品を含む519億ユーロ(約8.2兆円)のETFおよびインデックスファンドを管理しており、その90%がSFDRの第8条または第9条に分類され、70%以上が欧州のサステナビリティ・ラベルを取得している。

【参照ページ】
(原文)BNP Paribas Asset Management launches two ESG Active Beta Equity ETFs
(日本語参考訳)BNPパリバ・アセット・マネジメントが2本のESGアクティブベータ株式ETFを販売開始

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