7月29日、ESG SaaSプラットフォームのリーディングプロバイダーであるosapiensは、ゴールドマン・サックス・オルタナティブのGrowth Equityが主導する1億2000万ドルのシリーズB資金調達ラウンドの完了を発表した。本資金調達は、osapiensが製品イノベーションを加速し、国際的な事業展開とテクノロジー・プラットフォームへの投資を推進するために活用される。
osapiensは、ESGテクノロジー分野でのグローバルリーダーシップを確立しており、その中核製品であるosapiens HUBは、AIを活用したクラウドベースのプラットフォームである。同プラットフォームは、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)、EUDR(欧州森林破壊防止規制)、CSDDD(企業持続可能性デューデリジェンス指令)などの国際的なESG規制へのコンプライアンスを簡素化し、企業のオペレーションやサプライチェーンにおけるリスクを特定・軽減する機能を提供する。
ゴールドマン・サックス・オルタナティブのグロース・エクイティ担当マネージング・ディレクター、アレクサンダー・リッパート氏は、「osapiensは顧客に特別な価値を提供し、増加する規制要件を満たすと同時に、事業価値を促進します。我々はosapiensに大きな可能性を感じており、彼らの使命の達成を支援できることを嬉しく思います」とコメントしている。
osapiensの共同創業者であるアルベルト・ザモラ氏は、「ゴールドマン・サックスと協業できることをうれしく思います。彼らのサポートは、急速に進化する市場でのリーダーシップを確立するための証です。osapiensは、世界中の企業が持続可能性の課題に対処し、長期的な持続可能性を達成できるよう支援することを誇りに思います」と述べています。
設立以来、osapiensは国際的なチームを擁し、世界中の1,300以上の顧客にサポートを提供している。今回の資金調達により、osapiensはさらなる成長とESGテクノロジーのイノベーションを加速させ、その地位を強化することが期待されている。
【参照ページ】
(原文)osapiens raises $120 million funding round led by Growth Equity at Goldman Sachs Alternatives
(日本語参考訳)オサピエンス、ゴールドマン・サックス・オルタナティブのグロース・エクイティが主導する1億2000万ドルの資金調達を実施