エネルギー最適化企業Ndustrial、エネルギー原単位の最適化のため1,850万ドルを調達

5月14日、エネルギー最適化企業Ndustrialは、 シリーズB資金調達ラウンドでの初回決済時に1,850万ドル(約28.5億円)を調達したと発表した。 資金は、エネルギー原単位の最適化を支援するために使われる。また同社は、電化・技術企業ABBおよび韓国のエネルギー企業GS Energyと提携し、産業界にエネルギー原単位ソリューションを提供すると発表した。

NdustrialのAI搭載プラットフォームは、ほぼすべての産業から、生産とエネルギーのデータをまとめ、エネルギー強度をリアルタイムで示す。 同プラットフォームにより利用者は、生産単位あたりのエネルギー消費量を管理できる。同社は、アルゴリズムによる概算ではなく、活動に基づくスコープ3排出量データを提供する唯一の企業だという。

Ndustrialの CEO Jason Masseyは、次のように述べている。「 Ndustrialの生産認識技術により、業界のリーダーはようやくリアルタイムでデータを把握し、生産サイクルとエネルギー使用の関係を理解し​​、スコープ 3 排出量を報告して、すぐに行動を起こすことができます。ABBとGS Energy とともに、より多くの業界の企業がコストを削減し、より迅速に脱炭素化できるよう、サービス利用を拡大します。」

【参照ページ】
(原文)Ndustrial Announces $18.5M Series B First Close Led by ABB and GS Energy
(日本語参考訳)Ndustrial、ABBとGS Energy主導による1,850万ドルのシリーズBファーストクローズを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る