6月13日、MSCIは、新たな債権指数としてGlidepath Corporate Bond Indexesを発表した。本インデックスは、ESGスコアや温室効果ガス(GHG)排出量などの要素を用いて親指数から特定の特徴を持つ指数へ段階的に移行させるもので、最終的にはESGや気候変動などの目標に沿ったポートフォリオへの移行が可能になるとされている。指数には、MSCI ESGリサーチの企業評価や研究データが使用されている。
指数は月次でレビューされ、再構成は毎月の最初の営業日に実施される。MSCIはこの新しい指数によって、機関投資家に対してポートフォリオ移行の新たな視点を提供することを目指している。
さらに、MSCI ESGリサーチにおいて、環境、社会、ガバナンス(ESG)リスクおよび機会の管理を測定する。また、気候変動メトリクスも提供し、投資家が気候リスクと機会を投資戦略に統合するのを支援するとしている。
【参照ページ】
(原文)MSCI GLIDEPATH CORPORATE BOND INDEXED METHODOLOGY
(日本語参考訳)グライドパス社債インデックスの方法論