6月11日、気候ソリューションプロバイダーのAnew Climateは、Microsoftに対して97万トンを超えるカーボンクレジット(除去系)を提供する契約を締結したと発表した。このクレジットは、Anewが行う気候変動緩和の取り組みの一環である、森林管理プロジェクトを通じて生成されたものである。このプロジェクトは、カーボンオフセットの手段として機能し、森林を保護・再生することで排出量を削減する。
このクレジットは、アメリカ・カナダの森林管理会社であるAurora Sustainable Lands・Acadian Timber Corp・Baskahegan Companyの所有する森林から得られ、Anewの北米の森林管理プロジェクトのポートフォリオから創出されたものである。
Microsoftは使用する土地よりも多くの土地を保護しながら、2030 年までにカーボンネガティブを実現するとの目標を定めた。今回のパートナーシップにより、Microsoftは同社のカーボンフットプリントを削減するだけでなく、森林保護活動で持続可能な未来に向けた取り組みを推進するとしている。またAnewは、今後も多様なクライアントに対して革新的な気候ソリューションを提供し続ける予定だとしている。
【参照ページ】
(原文)Anew Climate Delivers Forest Carbon Removal Credits to Microsoft
(日本語参考訳)Anew Climate がマイクロソフトに森林炭素除去クレジットを提供