サンファイア、クリーン水素生産技術に約500億円の投資強化

3月5日、ドイツの電解槽メーカーであるサンファイアは、シリーズEエクイティ・ファイナンスラウンドで2.1億ユーロ(350億円)、欧州投資銀行(EIB)からのタームローンで1億ユーロ(150億円)を調達した。

ドレスデンに本社を置くサンファイアは2010年に設立され、再生可能な水素や合成ガスを化石燃料に変わるエネルギーとして供給する工業用電解槽を製造している。同社の電解槽は、加圧アルカリ電解技術と高温固体酸化物電解技術を利用し、再生可能な電力や水蒸気、回収したCO2から、グリーン水素と合成ガスを製造する効率的な手段を提供している。

【参照ページ】
(原文)SUNFIRE SECURES MORE THAN EUR 500 MILLION TO ACCELERATE ITS GROWTH
(日本語参考訳)サンファイア、成長加速のため5億ユーロ以上を確保

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る