米国等13カ国政府、紅海でのフーシ派攻撃に対し共同声明発表

1月3日、13カ国政府は、紅海航行中の商船を攻撃しているフーシ派に対し、さらなる攻撃を中止するよう警告する共同声明を発表した。国連安全保障理事会で再びフーシ派問題が議論された。

共同声明を発表した13カ国は、米国、日本、カナダ、英国、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、韓国、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、バーレーン。

フーシ派は、イエメン北部を拠点に活動するイスラム教シーア派の一派ザイド派の武装組織。現在、首都サヌアを含むイエメン北部及び中部を実効支配している。2023年10月のハマスによるイスラエル攻撃に端を発したパレスチナ・イスラエル戦争の後、イスラエルに関係する船舶に攻撃を行うことを表明し、紅海上で船舶の拿捕や襲撃を開始した。

12月30日に米軍がフーシ派ボート3隻を沈没させたことを受け、イラン政府は紅海に軍艦を派遣したと見られている。

【参照ページ】
A Joint Statement from the Governments of the United States, Australia, Bahrain, Belgium, Canada, Denmark, Germany, Italy, Japan, Netherlands, New Zealand, Republic of Korea, Singapore, and the United Kingdom

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る