A.P. Moller Holding、化石燃料ゼロのプラスチック生産を推進するVioneo設立
9月30日、A.P. Moller Holdingは、化石燃料を使用せずプラスチック生産を進めるため、新企業「Vioneo」を立ち上げた。Vioneoはグリーンメタノールを原料に、従来の化石燃料由来のポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)の代替となるプラスチック樹脂を製造する。この技術により、供給チェーンの完全な分離と追跡が可能となり、再生可能エネルギーを使用するため、温室効果ガスの排出も大幅に削減される。
Vioneoは、ベルギー・アントワープに位置する欧州最大の化学クラスター内に初の生産施設を設置予定で、約15億ユーロの投資が見込まれている。2024年第4四半期にFEED(基本設計)を開始し、2025年には最終投資判断が行われる予定だ。
【参照ページ】
(原文)A.P. Moller Holding launches Vioneo to pioneer fossil-free plastics production
(日本語参考訳)APモラーホールディングスが化石燃料を使わないプラスチック生産の先駆者となるVioneoを設立