デロイト、フリート・チャレンジ・カナダを買収し脱炭素化プラクティスを強化

デロイト、フリート・チャレンジ・カナダを買収し脱炭素化プラクティスを強化

11月22日、プロフェッショナル・サービス企業のデロイト・カナダは、気候変動、サステナビリティ、フリート脱炭素化の分野における能力を強化することを目的として、フリート管理コンサルティング会社のフリート・チャレンジ・カナダの買収を発表した。

2005年に設立されたフリート・チャレンジは、民間および公共部門のフリートに対し、財務、環境、事業構造、戦略計画、組織効率、コスト競争力などの課題に対処するためのソリューションを提供している。同社は、LEEDに類似した原則に基づくグリーンフリート認定プログラムである全米E3フリート・スタンダード・プログラムを管理している。

フリート・チャレンジが独自に開発したツールには、フリート・アナリティクス・レビュー(FAR)というソフトウェア・ソリューションがある。これは、過去の運行データを使用して、今後の予測分析と予測を行うもので、フリート・レビューのプロセスを効率的にする。

デロイトは、今回の買収により、車両管理、脱炭素化、電化戦略における中堅・大手クライアント向けの既存サービスを拡大すると述べている。

フリート・チャレンジは、カナダのデロイトのコンサルティング業務に統合され、同社のロジャー・スミス社長兼最高経営責任者(CEO)とともに、フリート脱炭素化業務においてデロイトに助言を行う。

【参照ページ】
(原文)Deloitte Canada acquires Fleet Challenge Canada Inc. to grow its Sustainability practice
(日本語参考訳)デロイト、フリート・チャレンジ・カナダを買収し脱炭素化プラクティスを強化

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る