Alcumus、持続可能性認証プロバイダーのPlanet Markを買収

アルクムス、持続可能性認証プロバイダーのプラネットマークを買収

10月26日、英国を拠点とする安全衛生・ESGリスク管理プロバイダーのAlcumusは、持続可能性認証プロバイダーのPlanet Markの買収を発表した。

英国ロンドンを拠点とするPlanet Markは、2013年に設立され、カーボンニュートラルや社会的価値認証に加え、ライフサイクルの建物炭素排出量に基づく開発認証、適合・改修認証、不動産認証など、二酸化炭素排出量の測定・削減へのコミットメントを示す企業向け、および建築環境向けの持続可能性認証を提供している。また、企業向けのネット・ゼロ・プログラム、スコープ3のフットプリント算定、サプライチェーンへの関与、科学的根拠に基づく目標設定などのサービスも提供している。

両社によると、今回の買収によりPlanet Markは提供するサービスを大幅に拡大することができ、統合により顧客向けの補完的なサービスが明らかになることが期待される。

1979年に設立されたAlcumusは、リスクを予測、管理、軽減する専門知識と統合された製品とサービスを通じて、企業の安全性と持続可能性の向上を支援している。今回の取引は、世界的なプライベート・エクイティ・アドバイザリー会社Apax Partnersによる昨年のアルカマスの支配的株式取得に続くものである。Alcumusは、Planet Markが同社のポートフォリオの重要な一部となると述べている。

【参照ページ】
(原文)Announcing a new chapter for Planet Mark
(日本語参考訳)Alcumus、持続可能性認証プロバイダーのプラネットマークを買収新章を発表

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る