Robeco、全投資商品のサステナビリティ情報を開示へ

Robeco、全投資商品のサステナビリティ情報を開示へ

10月18日、国際的な資産運用会社であるRobecoは、すべての投資商品についてサステナビリティ情報の提供を開始すると発表した。気候、ネット・ゼロ、生物多様性、持続可能な開発目標(SDGs)などのテーマをカバーする情報を、商品のファクトシートやウェブページに追加する。

ファクトシートは、パフォーマンス、手数料、投資先上位10社、セクター配分、ポートフォリオ・マネジャーなどの商品情報を開示するために、資産運用会社が日常的に使用している。Robecoは、サステナブルでインパクトに沿った戦略のサステナビリティの特徴を報告してきたが、今後はこの報告を100以上のファクトシートとウェブサイトの関連商品ページに追加する予定である。

Robecoによれば、この動きはポートフォリオの持続可能性要因の開示拡大を求める声を受けてのものだという。報告される指標には、ポートフォリオの環境フットプリント、SDGs達成との整合性、エンゲージメントのレベル、除外事項、サステナリティクスなどの外部データプロバイダーによる商品のESG格付けなど、顧客が重要と考える事項が含まれる。

【参照ページ】
(原文)Robeco enhances sustainability disclosures on factsheets and websites
(日本語参考訳)Robeco、全投資商品のサステナビリティ情報を開示へ

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 【PR】11/20ESG Journal Cafe 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    2024-10-28

    【PR】11/20ESG Journal Cafe 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    「ESG Journal Cafe」は、「ESG Journal Japan」が主催する会…
  2. 2024-10-24

    S&Pグローバル、「S&Pグローバル気候センター・オブ・エクセレンス」を発表

    10月10日、S&Pグローバルは、「S&Pグローバル気候センター・オブ・エクセレン…
  3. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る