10月18日、国際的な資産運用会社であるRobecoは、すべての投資商品についてサステナビリティ情報の提供を開始すると発表した。気候、ネット・ゼロ、生物多様性、持続可能な開発目標(SDGs)などのテーマをカバーする情報を、商品のファクトシートやウェブページに追加する。
ファクトシートは、パフォーマンス、手数料、投資先上位10社、セクター配分、ポートフォリオ・マネジャーなどの商品情報を開示するために、資産運用会社が日常的に使用している。Robecoは、サステナブルでインパクトに沿った戦略のサステナビリティの特徴を報告してきたが、今後はこの報告を100以上のファクトシートとウェブサイトの関連商品ページに追加する予定である。
Robecoによれば、この動きはポートフォリオの持続可能性要因の開示拡大を求める声を受けてのものだという。報告される指標には、ポートフォリオの環境フットプリント、SDGs達成との整合性、エンゲージメントのレベル、除外事項、サステナリティクスなどの外部データプロバイダーによる商品のESG格付けなど、顧客が重要と考える事項が含まれる。
【参照ページ】
(原文)Robeco enhances sustainability disclosures on factsheets and websites
(日本語参考訳)Robeco、全投資商品のサステナビリティ情報を開示へ