EV充電の新興企業SWISH、約74億円を調達

EV充電の新興企業SWISHが約74億円を調達

9月27日、BtoBのEV充電ステーション管理会社であるSWISHは、4,700万ユーロ(約74億円)の株式および準株式による資金調達ラウンドの完了を発表した。

資金調達は、持続可能なインフラ投資家RGREEN INVESTが運営するファンドINFRAGREEN Vが行った。

2020年に設立されたフランスを拠点とするSWISHは、充電ステーションの所有者となる第三者顧客に設計、建設、管理、メンテナンスサービスを提供している。SWISHの「設備投資不要」サービスには、電気自動車充電設備の資金調達も含まれ、顧客が建設資金を調達することなく、従業員やパートナー、電気自動車保有車両に充電ポイントを提供できるターンキー・アプローチを提供している。

今回の投資により、SWISHは開発を加速させ、将来のプロジェクトの建設資金を調達することが可能となる。SWISHは、すでにフランス国内で強固なプロジェクト・パイプラインを有しており、今後は海外、特にイタリアとスペインでの事業拡大が見込まれている。2030年までに、SWISHは8万箇所以上の充電ポイントの配備を目指している。SWISHは、2023年末までに30名、2024年末までに約40名のEVCIスペシャリストを擁するまでに成長すると見込んでいる。これらの専門家がグループの80の設置業者を管理する。

【参考ページ】
(原文)SWISH, a major French player in BtoB electric vehicle charging, annouces EUR47 million financing by INFRAGREEN V
(日本語参考訳)BtoB電気自動車充電におけるフランスの大手企業SWISH、INFRAGREEN Vによる4,700万ユーロの資金調達を発表

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 【PR】11/20ESG Journal Cafe 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    2024-10-28

    【PR】11/20ESG Journal Cafe 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    「ESG Journal Cafe」は、「ESG Journal Japan」が主催する会…
  2. 2024-10-24

    S&Pグローバル、「S&Pグローバル気候センター・オブ・エクセレンス」を発表

    10月10日、S&Pグローバルは、「S&Pグローバル気候センター・オブ・エクセレン…
  3. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る