Astanor、持続可能なフード・バリューチェーン・ファンドに約533億円を調達

Astanorが持続可能なフード・バリューチェーン・ファンドに約533億円を調達

9月19日、Astanor Venturesは、アーリーステージで持続可能かつスケーラブルな農産物のバリューチェーン全体にわたるソリューションに3億6,000万ユーロ(約533億円)を調達し、第2号ベンチャーファンドのクローズを発表した。今回のラウンドにより、運用資産は8億ユーロ(約1,263億円)となった。

Astanor Venturesは、食料の成長と流通に関連する社会的または環境的問題を特定し、それを解決するための自然肯定的なソリューションを開発した企業を支援する世界的なインパクト投資家である。これまで同社は、気候変動、自然肯定、資源効率、社会的・健康的強化に焦点を当てた「土壌から腸まで」のソリューションを持つ世界中の45以上の企業を支援してきた。

Astanorは、起業家、専門家、科学者、指導者、政策立案者からなるエコシステムによって、特に再生農業に焦点を当てたバイオエコノミーのイノベーションを特定することができたと付け加えた。アグリフード技術は、生物多様性の損失を防ぎ、温室効果ガスを削減し、森林伐採を減らし、水を節約しながら、人々に健康的な食料を提供するために不可欠であると考えられている。

【参照ページ】
(原文)Record-breaking Fund Size Establishes Astanor as a Global Leader in its Category
(日本語参考訳)記録的なファンド規模により、アスタノールは同カテゴリーのグローバル・リーダーとしての地位を確立

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る