AXA IM、再生可能エネルギー・プラットフォームFinergeの株式25%を取得

AXA IM、再生可能エネルギー・プラットフォームFinergeの株式25%を取得

8月4日、AXAグループのオルタナティブ投資事業であるAXA IM Altsは、再生可能エネルギー開発・運営会社であるFinergeの株式25%をIgneo Infrastructure Partnersから取得することで合意したと発表した。

1996年に設立されたFinergeは、ポルトガルで2番目に大きな再生可能エネルギー事業者で、現在、ポルトガルとスペインで77の風力発電所と17の太陽光発電所を運営している。同社の再生可能エネルギーの運転容量は、14件のボルトオン取引を経て、2GWに迫っている。

AXA IM Altsによると、今回の投資は、ポルトガルとスペインにおける風力発電所と太陽光発電所の開発、建設、運営へのさらなる投資を視野に入れているFinergeの成長をサポートする。

AXA IM Altsは、本取引は「ネット・ゼロ経済を実現し、将来の気候変動リスクを軽減するために必要なエネルギー転換において、インフラが果たす重要な役割に対する確信」を反映したものであり、脱炭素化、電化、社会のデジタル化を可能にする資産への投資という同社の戦略に沿ったものだと付け加えた。

【参照ページ】
(原文)AXA IM Alts acquires a 25% stake in Iberian renewables platform Finerge
(日本語参考訳)AXA IM、再生可能エネルギー・プラットフォームFinergeの株式25%を取得

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る