サステナビリティ・コンサルタント会社ERM、衛星画像プロバイダーPlanetと提携

サステナビリティ・コンサルタント会社ERM、衛星画像プロバイダーPlanetと提携

5月17日、サステナビリティ・コンサルタント会社であるERMは、衛星画像および地球データプロバイダーのPlanetと新たにパートナーシップを結び、衛星データの活用によるクライアントの意思決定の強化およびサステナビリティの進展の加速を支援することを発表した。

Planetは、200機以上の地球観測衛星を保有し、ほぼ毎日の衛星画像や地球データを含む高頻度の地理空間データを企業や政府に提供している。

ERMは、2019年からPlanetの顧客となっており、新たな契約により、顧客向けの画像ユースケース、アプリケーション、レポート機能の拡張が可能になると述べている。

ERMは、メタンガス排出量のモニタリング、ネイチャー・ベースド・ソリューションの計画、気候リスク分析、資本プロジェクトの影響評価など、両社が提供するサービスを活用できる一連のアプリケーションについて説明した。

今回の発表は、気候管理・会計プラットフォーム(CMAP)プロバイダーのPersefoniとのコラボレーションや、エンタープライズソフトウェアプロバイダーのSalesforceとのコラボレーションなど、ここ数ヶ月のERMの一連の新しいパートナーシップの最新版となる。

【参照ページ】
(原文)ERM and Planet collaborate to help organizations harness satellite data to enhance decision-making and advance sustainability goals
(日本語訳)ERMとプラネット、衛星データの活用による意思決定の強化とサステナビリティ目標の達成を支援するために協業

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…
  3. 2025-7-9

    ISSB、SASB基準の包括的見直し案を公表

    7月3日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、SASB基準の改訂案およびIFRS S2実…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る