5月9日、Eモビリティ企業のJOLT Energyは、インフラ資本プロバイダーのInfraRed Capital Partnersから1億5,000万ユーロ(約200億円)の投資を受け、北米と欧州の都市部における超高速充電インフラをさらに発展させるための資金調達を行うことを発表した。
2018年に設立されたダブリンとミュンヘンを拠点とするチャージポイント・オペレーター(CPO)のJOLT Energyは、統合バッテリーストレージを備えたアクセス可能な充電ステーションを通じて、欧州および北米のEVドライバーに超高速充電(10分で最大200km)を提供している。JOLTは、一般的に十分なEV充電設備がない都市部でのインフラ整備に注力している。
すでにe-モビリティの成長と普及、都市の騒音や大気汚染の軽減に貢献しているJOLTの充電ステーションは、主にスーパーマーケットやサービスステーションなど、EVの利用が多い場所に設置されている。同社によると、本資金調達は、JOLTの充電ネットワークの拡大という目的をサポートし、気候危機への取り組みに大きく貢献するものである。
【参照ページ】
(原文)JOLT ENERGY RECEIVES €150 MILLION INVESTMENT FROM INFRARED TO START BUILDING URBAN ULTRA-FAST CHARGING NETWORK
(日本語訳)JOLT、超高速EV充電ネットワーク構築のため1億5,000万ユーロを調達