4月26日、プロフェッショナルサービス企業のKPMG LLPとエンタープライズデータテクノロジー企業のContext Labsは、機械学習、AI、分散型台帳技術によって実現される高度な気候データおよび分析を用いて、企業が環境フットプリントを測定し削減することを支援することを目的とした新しい提携開始を発表した。
2016年に設立されたContext Labsは、衛星画像から企業システムまで幅広いソースからデータを収集し、コンテキスト駆動型のインサイトを提供することを可能にする、エンタープライズデータファブリックプラットフォーム「Immutably」に基づく技術ファミリーを提供している。同社は昨年、エネルギー分野の脱炭素化を測定・監視するブロックチェーンベースのプラットフォームの立ち上げのために、BP Energy Partnersが主導する資金調達で2800万ドル(約37億円)を調達し、このラウンドにはKPMGが戦略投資家として参加している。
両社によると、本提携は、KPMGが持つ市場セクターを超えた顧客向けの環境モニタリング、分析、報告に関する能力とContext Labsの技術を組み合わせ、環境負荷の低減、脱炭素化への取り組みの分析、投資家や規制当局、その他のステークホルダーからの透明で追跡可能なデータの提供に取り組む企業をサポートする。
【参照ページ】
(原文)KPMG and Context Labs Join Forces to Advance Climate Disclosure
(日本語訳)KPMG、Context Labsと提携し、気候変動に関する測定・報告ソリューションを提供開始