Liminal、約23億円を調達

EVバッテリー技術のスタートアップ企業であるLiminalが約23億円を調達

2月6日、バッテリー製造インテリジェンスのスタートアップであるLiminalは、1750万ドル(約23億円)を調達したことを発表した。本資金調達の目的は、EVバッテリー製造のためのデータと分析を提供するプラットフォームの拡張にあることを明らかにした。

2015年に設立されたLiminalは、超音波技術と機械学習を組み合わせて活用し、バッテリーメーカーに高度な洞察を提供し、バッテリーの性能と安全性の向上、生涯コストの低減を可能にしている。同社は2022年にEVグレードのバッテリー専用に設計された高速超音波検査ソリューション「EchoStat」プラットフォームを発表し、バッテリーセルメーカーや自動車OEMの商品化および市場投入までの時間短縮を支援することを目的としている。

本資金調達ラウンドは、気候技術投資家のArcTern Venturesが主導し、スウェーデンのギガファクトリー企業Northvoltや、環境持続可能性に焦点を当てた初期成長段階の投資家Ecosystem Integrity Fundなどが新たに資金調達に加わった。

【参照ページ】
(原文)Liminal Raises $17.5 Million in Series A2 Funding to Catalyze Production of Safe, Reliable, High-Quality EV Batteries
(日本語参考訳)安全・安心で高品質な電気自動車用電池の生産を促進するため、Liminal社がシリーズA2資金調達で1750万ドルを調達

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