TotalEnergies・Air Liquide、欧州全域で大型トラック向け水素供給ネットワークを構築にむけ協業
2月2日、エネルギー企業のTotalEnergiesと産業用ガスおよびサービスサプライヤーであるAir Liquideは、欧州における大型車用水素ステーション網を構築するため、新たな合弁事業を開始することを発表した。
TotalEnergiesとAir Liquideは、この新しいパートナーシップのもと、フランス、ベネルクス、ドイツの主要道路に100基以上の水素ステーションを展開し、水素充填ソリューションの主要企業を生み出し、道路輸送の脱炭素化を目指す。
TotalEnergiesとAir Liquideが共同で運営するこのイニシアティブは、水素ステーションの投資、建設、運営、市場からの水素調達、輸送顧客に対する水素供給などを行う予定である。
このパートナーシップにより、TotalEnergiesのステーションネットワークの運営・管理およびBtoB顧客へのエネルギー供給に関する専門知識と、Air Liquideの技術および水素バリューチェーンの能力が融合されることになる。昨年、Air Liquideは、戦略プラン「ADVANCE」の一環として、2035年までに水素サプライチェーンに80億ユーロ(約1.1兆円)を投資し、水素売上高を3倍の60億ユーロ(約8,545億円)以上にする計画を発表している。
【参照ページ】
(原文)Air Liquide and TotalEnergies join forces to develop a network of over 100 hydrogen stations for heavy duty vehicles in Europe
(日本語参考訳)エア・リキード、トタルエナジーズと共同で、欧州における大型車用100基以上の水素ステーション網を構築