11月3日、HexagonのAsset Lifecycle Intelligence divisionは、アジア太平洋地域における脱炭素信頼度指数の調査報告を発表した。
本報告は企業がESG(環境・社会・ガバナンス)とサステナビリティへの責任を果たすための制約や機会について扱っている。
脱炭素信頼度指数の調査報告は、ネット・ゼロを求めるサステナビリティ報告ではなく、行動を採る先行指数としての信頼度指数の報告である。脱炭素化に対する取り組みについて、「どのように」という問いについて先駆的なリーダーたちの考えを実態調査した。
Hexagonは、アジア太平洋地域-オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、日本、マレーシア、シンガポール、韓国-の6つの市場を代表する112名のリーダーの協力のもと、質的・量的調査を実施した。調査は次の6つの重点分野に絞り、センチメントの全体像を把握できるようにした。
本調査により、同地域の業界リーダーたちは、テクノロジー、設備資産、開発、物流、インフラストラクチャへの投資を通じて、迅速に先頭に立って積極的に変革に携わっていることが明らかになった。しかし、新たな技術の採用、資本投資へのアクセス、今後の規制対策や人材はネット・ゼロに向けた速さに挑戦している。市場によって所感のバラツキがあるものの、市場規制、新しいテクノロジー、人材へのアクセスに関連した分野において一致して信頼度が欠けていた。
Hexagonは、経済成長が地球や人々を犠牲にすることのない世界を信じ、ビジネスのあらゆる面でサステナビリティに取り組まなければならないと考えているという。
サステナビリティについて、Hexagonはあらゆる細やかなデータも保持し、そうすることで収益を支え、持続可能な地球が達成できる。サステナビリティはHexagonがお客様に提供するサービスに伴うものである。資産集約型プロジェクトの無駄を最小限に抑え、リスクを軽減し、事故を防止し、インフラストラクチャや産業設備の最適な設計、計画、構築、運用する。
【参照ページ】
脱炭素信頼度指数 アジア太平洋地域の調査報告