9月13日、水・衛生NGOウォーターエイドは、コンラッド・ヒルトン財団からの助成金により、アフリカの医療施設における清潔な水・衛生設備・サービス(WASH)へのアクセスを改善するための政策提言と情報提供を行う1年間のプログラムを開始したと発表した。
本助成金149万ドル(約2億円)は、エチオピア・ガーナ・ウガンダに焦点を当て、第一線で働く医療従事者や患者、周囲のコミュニティが清潔な水や手洗い場、適切なトイレを利用できず、危険な労働環境、病気の拡大、母親や新生児の健康リスクの増大を招いている問題に対処する。
主な活動内容は以下の通り。
- 清潔な水、衛生設備と医療施設への影響の関連性を示す証拠を構築し、地方・地域・国レベルでの政策決定に反映させる。
- 女性の権利団体、医療連合、非政府組織(NGO)、地域社会のリーダーなど、清潔な水と衛生設備へのアクセスを擁護する市民社会のリーダーを動員し、その能力を構築する。
- データの収集と監視、予算、持続可能な水・衛生・保健計画の策定と実施を行う地元の保健当局者や政府指導者を訓練し、支援する。
- 米国および世界の政策立案者、ドナー、医療関係者と協力し、持続可能な清潔な水と衛生設備へのアクセスに対する認識と支援を構築する。
【参照ページ】
(原文)WaterAid launches advocacy program to deliver sustainable water, sanitation and hygiene services to African healthcare facilities
(日本語訳)ウォーターエイドは、アフリカの医療施設に持続可能な水、衛生設備、衛生サービスを提供するためのアドボカシー プログラムを開始します