Brookfield、再生可能エネルギー分野で約2,200億円の買収を発表

Brookfield、再生可能エネルギー分野で約2,200億円の買収を発表

9月29日、Brookfield Asset Managementの主要な再生可能エネルギー上場企業であるBrookfield Renewableは、機関投資家パートナーとともに、再生可能エネルギー開発企業のScout Clean Energyを現金10億ドル(約1,448億円)で買収することで合意し、また商業・分散型太陽光発電企業のStandard Solarを5億4000万ドル(約782億円)で買収したことを発表した。

本取引は、 Brookfield が設立したネット・ゼロに焦点を当てたインパクト・ファンド「Brookfield Global Transition Fund」を通じて投資される予定だ。 Brookfield は昨年本ファンドを立ち上げ、2022年6月に最終クローズを発表し、150億ドル(約2.1兆円)を調達した。本ファンドは、ネット・ゼロ炭素経済への世界的移行を促進するためにこれまでに調達した最大のプライベートエクイティファンドとなる。

今年に入り、同ファンドは北米のクリーンエネルギー投資に35億ドル(約5,000億円)を投資・配分している。

Brookfield は、スカウトの開発事業を支援するために3億5000万ドル(約506.8億円)を、 Standard Solarの成長事業を支援するために1億6000万ドル(約231.7億円)を追加投資する可能性があると述べている。

Brookfieldは、2017年にスタートアップとしてScoutを600万ドル(約8.7億円)で買収し、その後4億7000万ドル(約680.6億円)を投入して、同社を4州における1200MWの稼働中の風力プロジェクトに及ぶクリーンエネルギーポートフォリオの完全統合開発者、オーナー、オペレーターに成長させた専門投資マネージャー、Quinbrook Infrastructure Partnersから取得する。また、24州で22,000MWを超える風力、太陽光、ストレージプロジェクトのパイプラインを持ち、そのうち約2,500MWは建設中および先進的なプロジェクトとなってる。

Standard Solar は2004年に設立され、当初は住宅用インストーラーと地域EPCとしてスタートした。同社は2017年にエネルギー企業のEnergirによって買収され、現在は開発、技術的専門知識、資金調達、長期的な資産所有権を提供する全米の商業およびコミュニティ・ソーラー企業となっている。同社は全米で約500MWの稼働中および建設中の契約資産を保有している。

【参照ページ】
(原文)Brookfield to invest up to $2 billion in Scout Clean Energy and Standard Solar
(日本語訳)Brookfield、スカウト・クリーン・エナジー社とスタンダード・ソーラー社に最大20億ドルを投資へ

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