9月12日、BMWグループは、 充電ステーションで車両を自動的に認証する「Plug&Charge」機能を搭載したEVを2023年半ばから販売すると発表した。
新機能により、顧客は充電カードやアプリを使用せずに、公共の充電ポイントで電気を充電できるようになる。充電プロセスの開始と課金に必要な認証は、車両と充電ステーション間のデータ交換により自動的に行われる。
アプリで充電を開始するのとは異なり、車両による自動認証のため、充電場所でのオンライン接続は必要ない。地下駐車場などでは利用できるため、柔軟性や利便性が高い。
また、Plug&Chargeは、BMWが開始したIONITY充電ネットワークにアクセス可能。 これにより、複数の充電契約を車両にデジタル保存し、自動認証で簡単に充電ステーションを利用できる。
同機能を利用する条件は、対応するプロバイダーが、Hubjectのヨーロッパ全域をカバーするeRoamingネットワークに接続されていることのみだ。
BMWグループは、9月12日からベルリンで開催されるIntercharge Network Conferenceで、「Multi Contract Plug&Charge」機能を初めて公開デモンストレーションする。
【参照ページ】
(原文)Charging without an app and card: BMW Group introduces Plug & Charge function and is the first manufacturer to integrate multiple charging contracts in the car.
(日本語訳)アプリとカードなしの充電: BMW グループはプラグ & チャージ機能を導入し、複数の充電契約を車に統合した最初のメーカーです。