1月17日、ESGに特化したプライベート・マーケッツのデータ・ソリューション・プロバイダーであるNovataは、炭素データの追跡、測定、報告を可能にすることを目的とした新ソリューション「Novata Carbon Navigator」を発表した。
Novataによると、新ソリューションは、企業が透明性と持続可能性に対する要求の高まりに直面する中、カーボンフットプリントを監視・削減し、情報開示要件を満たすという組織のニーズに対応するために開発された。
新ソリューションの主な機能には、NovataのESGプラットフォームにおけるスコープ1、2、3排出量の迅速な計算、エネルギー使用や施設など企業の排出活動の簡素化された追跡、経費のアップロードやベンダーの分類によるサプライチェーンからの排出量の計算、排出量報告や規制要件を満たすための共有可能な監査証跡などがある。
Novataは、S&Pグローバル、フォード財団、資産運用会社ハミルトン・レーン、社会変革に焦点を当てた投資会社オミダイヤー・ネットワークを含むコンソーシアムによって2021年に設立された公益法人で、複数の大手プライベート・エクイティ・ファームや年金基金の支援・助言を受け、プライベート市場の投資家にESG測定、データ収集、ベンチマークのためのソリューションを提供し、ESGデータの報告を可能にしている。
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Novata Launches Carbon Navigator to Simplify Emissions Measurement and Reporting