Amazon、過去1年間で100件以上の太陽光・風力発電プロジェクトに投資

アマゾン、過去1年間で100件以上の太陽光・風力発電プロジェクトに投資

1月18日、Amazonは、2023年に新たに100以上の太陽光発電と風力発電プロジェクトに投資し、4年連続で再生可能エネルギーを購入する最大の企業の称号を獲得したと発表した。

Amazonによると、新プロジェクトは2030年という当初の目標よりも早く、2025年までに再生可能エネルギーによる電力を100%にするという期待に近づくものである。同社は、2023年には事業の90%以上を自然エネルギーで賄う。

過去1年間で、Amazonは自然エネルギーのポートフォリオを27カ国と米国20州以上に拡大し、アーカンソー州、ジョージア州、メリーランド州、ミシガン州、ミシシッピ州、ミズーリ州、オハイオ州、オクラホマ州、バージニア州、カナダ、ブラジルで新たなプロジェクトを立ち上げた。ベルギー、フランス、イタリア、スペイン、英国のアマゾン施設に15件の屋上太陽光発電設備、フィンランド、ドイツ、ギリシャ、スペイン、スウェーデン、英国に24件のユーティリティスケールの風力・太陽光発電プロジェクトがある。

また、2023年までにアジア太平洋地域で13のプロジェクトを追加し、その中には8つのユーティリティ・スケールの風力・太陽光発電プロジェクトと韓国での初のプロジェクトが含まれる。中国では、3月に操業を開始したAmazon Wind Farm China-DaqingとAmazon Wind Farm China-Bobaiの2つの新しい風力発電所を発表した。

全体として、Amazonは現在世界で500以上の風力発電と太陽光発電プロジェクトを持っていると述べた。

【参照ページ】
(原文)Amazon is the world’s largest corporate purchaser of renewable energy for the fourth year in a row
(日本語参考訳)アマゾンが4年連続で世界最大の再生可能エネルギー購入企業に

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. TNFD開示の準備は万全?2025年の開示ポイントと追加対応を徹底解説

    2025-3-19

    TNFD開示の準備は万全?2025年の開示ポイントと追加対応を徹底解説(再掲)

    ※本記事は、2025年2月に発行した記事に「自然移行計画」の概要を追記・編集し再掲したものです。 …
  2. GXの全貌と実務への影響~企業が今取り組むべき脱炭素戦略

    2025-3-18

    GXと実務への影響~企業が今取り組むべき脱炭素戦略

    GX(グリーントランスフォーメーション)は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた日本政府の…
  3. 2025-3-17

    環境省、自然再生基本方針変更の閣議決定を発表

    2月28日、自然再生推進法第7条第3項に基づき、自然再生基本方針の変更が閣議決定された。また、令和…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る