9月20日、Amazonと国際的なNPOであるWater.orgは、アジア・アフリカ・ラテンアメリカの1億人が持続的に水を利用できるようにするための、水と気候に関する共有基金の立ち上げを発表した。
また、Amazonは、2025年までに100万人にきれいな水を提供し、水不足に直面している地域に年間30億リットルの水を提供するWater.orgの取り組みに1000万ドル(約14億円)を寄付することも発表した。
Water.orgは、マット・デイモンとゲイリー・ホワイトが設立した国際的なNPOで、世界の水危機に対して市場主導型の金融ソリューションを開拓している。
Amazonによると、今回の発表はWater.orgとのパートナーシップに基づくものである。インドとインドネシアのコミュニティにおいて、マイクロファイナンス融資を通じて25万人に清潔な水と衛生設備を提供する共同プロジェクトに続いて行われる。新しい取り組みは、AmazonとWater.orgにとって、これまでで最大の民間投資プロジェクトとなる。
新ファンドは、水の再利用インフラ・下水処理場・水損失の削減など、気候変動に強い水と衛生のプロジェクトを支援する予定だ。
【参照ページ】
(原文)Amazon will donate $10 million to help a million people get access to safe water
(日本語訳)Amazon、国際的NPOのWater.orgと提携し、1億人に水利用を提供