9月21日、ESGリスク管理ソフトウェアのDatamaranは、シリーズB資金調達ラウンドを完了し、約18.7億円の資金を調達したと発表した。
Datamaranのソフトウェア分析プラットフォームは、ESGを含む外部リスクを特定・監視し、ユーザーのビジネスやバリューチェーンに特有の戦略的リスク、規制リスク、風評リスクに関するリアルタイム分析を提供するものだ。同社は最近、J.P.モルガンの新しいESGディスカバリープラットフォームの二重の重要性フレームワークに採用され、重要性評価モデルを提供している。本モデルは、企業の開示、規制、メディアからのデータを活用して、市場に財務的影響を与える可能性のある新しい話題を予測することができる。Datamaranを使用しているその他の企業には、Dell、Walgreens、PepsiCoが含まれる。
Datamaranは、同社のソリューションに対するビジネスリーダーからの関心が急増していると述べている。同社は昨年、企業幹部の外部リスクおよびESGリスク管理の自動化を目的としたDatamaran for Executivesソリューションを発表し、現在では経営幹部クラスの利用者が売上の40%以上を占めていることを明らかにした。
同社は、今回の資金調達ラウンドで得た投資資金を、さらなる製品イノベーションを可能にし、米国チームの拡大をサポートするために使用すると述べている。
今回の資金調達は、Fortiveが主導し、Datamaranの顧客でもあるAmerican Electric Powerが参加した。
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(参考記事)UK-based Datamaran secures €13.3M for its ESG risk management software platform
(日本語訳)英国Datamaran社、ESGリスク管理ソフトウェア・プラットフォームで1330万ユーロを確保