世界の企業・投資家・会計事務所、サステナビリティ関連情報の報告の密接な連携に向けた共同声明の発表

 

8月30日、世界中の 65 の企業、投資家、専門的な会計事務所が、主要な基準設定の取り組みに対し、持続可能性関連情報の報告のためのグローバルなベースラインをより密接に連携させ、サポートするよう求める共同声明を発表した。

本声明は、持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)、責任投資原則(PRI)、国際会計士連盟(IFAC)が共同で作成したものである。正式な協議への対応に加え、この公開声明は、持続可能性基準設定の努力の間のより強い整合性の背後にある勢いと奨励を明確にするものである。

国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)、米国証券取引委員会(SEC)、欧州委員会、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)による重要な取り組みは、いずれも企業報告にサステナビリティ情報を含め、検討するために強化・進化させる必要性に取り組むことを目的としている。しかし、現在の基準案やイニシアティブは、概念、用語、測定基準の点で技術的な互換性がない。

これらのサステナビリティ関連開示要求事項の草案が洗練され、最終化されるにつれ、主要な金融市場参加者は、金融市場規制当局に対し、開示要求事項の基盤となる主要な概念、用語、指標を一致させることにより、規制及び基準設定の断片化を避けるよう求めている。

報告主体が過度の負担を回避し、投資家が真に持続可能な成果に貢献する投資判断を行うためには、持続可能性開示の包括的なグローバル・ベースラインが必要である。

グローバルに一貫性があり、比較可能で、信頼性が高く、信頼できる企業報告制度は、すべてのステークホルダーに対して、組織が長期的に持続可能な価値を生み出す能力を明確かつ正確に示すために不可欠なものである。

【参照ページ】
(原文)Companies, investors and professional accountants add their voices to the call for global alignment between sustainability reporting standard setters and frameworks

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-8

    IBM、ESGデータプラットフォームにCSRD対応機能を追加

    4月30日、IBMは、ESGデータの収集、分析、報告プ​​ラットフォーム「IBM Envizi」の…
  2. 2024-5-8

    IFRS、EFRAG、ISSB/CSRD報告基準に双方に対応する企業向けガイダンスを発行

    5月2日、IFRS財団と欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)は、ESRS-ISSB基準の相互に共…
  3. 2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
ページ上部へ戻る