Renault Trucks、車両の「解体工場」を立ち上げ、循環型経済への取り組みを強化

Renault Trucks、循環型経済への取り組みを強化するため、車両の「解体工場」を立ち上げ

8月31日、ボルボ・グループのRenault Trucksは、トラックのリサイクルと部品・原材料の再利用を目的とした「解体工場」である「中古部品工場」の設立を発表した。同社は、使用済みトラックをリサイクルし、スペアパーツを再利用する計画を発表しており、新施設は、同社の事業を循環型経済アプローチに移行するためのステップの一部を成すと述べている。

フランスのリヨン・ヴェニシューにある同社の製造施設を拠点とする3000㎡の新工場では、走行距離の多い中古車や再利用が可能な部品を取り扱う予定だ。使用済みトラックは工場で解体され、エンジン、ギアボックス、キャビン、燃料タンク、バンパー、デフレクターなど、再利用が可能な部品が取り外される。点検・清掃後、近くのルノー・トラックのスペアパーツ店に送られ、「Used Parts by Renault Trucks」ラベルを付けて販売される。トラックのその他の部品は、新車の製造に使用できる金属を含めてリサイクルされる。

【参考ページ】
(原文)CIRCULAR ECONOMY: RENAULT TRUCKS ANNOUNCES THE CREATION OF ITS DISASSEMBLY PLANT, THE USED PARTS FACTORY
(日本語訳)循環型経済:ルノー・トラック、解体工場「ユーズド・パーツ・ファクトリー」の設立を発表

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る