4月25日、デジタルワークフロー企業のServiceNowは、経営幹部に対する報酬を、ESG目標に対する業績に連動すると発表した。
同社は提出書類の中で、2021年の役員向け現金インセンティブプログラムに「環境および多様性、公平性、包括性(DEI)関連の目標」が含まれていることを明らかにした。キャッシュインセンティブの75%は一連の財務指標に基づいており、残りの25%はESGを含む個人の業績指標に基づいている。
ServiceNowの取り組みは、UBS、キャタピラー、アップル、トランなど、幅広い業界の企業が報酬をESGの進捗に関連付ける傾向が強まっていることが影響している。先週、マスターカードも、ボーナス支給額をESG目標に連動させる報酬モデルを、同社の全世界の従業員に拡大すると発表している。
【参照ページ】
(原文)ServiceNow Releases 2022 Global Impact Report, Ties Executive Compensation to Environmental and Diversity Goals
(日本語訳)ServiceNow、2022年のグローバルインパクトレポートをリリースし、役員報酬を環境と多様性の目標に結び付ける