Mastercard、全従業員の報酬をESG目標に連動

4月19日、Mastercardは、全従業員のボーナス支給額の計算に会社のESG目標の達成度を含める新たな取り組みの開始を発表した。

本取り組みは、Mastercardが昨年導入した上級管理職向けの新しい報酬モデルの延長線上にあるもので、同社のESG優先分野であるカーボンニュートラル、金融包摂、男女賃金格差の達成度に応じたインセンティブ報酬を設定するものだ。

新たなモデルは今年から従業員の賞与に適用され、引き続きESGの主要な重点分野である排出量、金融包摂、男女間の賃金格差に焦点を当てる。

【参照ページ】
(参照記事)Mastercard to Tie All Employee Bonuses to Meeting ESG Goals
(日本語訳)マスターカード、ESG目標達成状況を全従業員の賞与決定材料に

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