GM、クリーンな輸送手段への投資を促進する初のグリーンボンドを発行

7月28日、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、同社初のグリーンボンドを発行し、クリーン・トランスポーテーション戦略の資金調達のために22億5000万ドル(約3,000億円)の無担保上位債券の価格を決定したことを発表した。

本グリーンボンドの募集は、先週発表されたGMの新しいサステナブル・ファイナンス・フレームワークに続くもので、同社のグリーンおよびソーシャルファイナンスの投資対象カテゴリー、プロジェクトの評価・選定プロセス、収益の管理、報告義務の概要が示されている。

GMが提出した報告書によると、今回の資金調達は、同フレームワークにある「クリーンな輸送」のカテゴリーに属するグリーンプロジェクトの資金調達や借り換えに使用される。このカテゴリーには、ゼロエミッション車や充電ソリューションから燃料電池技術やビークル・トゥ・グリード投資まで、研究開発や施設・インフラ投資、運営費などが含まれている。

【参照ページ】
(原文)GM Sells First Green Bonds in Push to Challenge Tesla in EVs
(日本語訳)GM、クリーンな輸送手段への投資を促進する初のグリーンボンドを発行

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る