SGS、新たに気候変動対策サービスを提供

12月10日、SGSは、業界をリードするテスト、検査、認証の専門知識と30年以上にわたるサステナビリティガバナンスの経験を結集し、「IMPACT NOW for sustainability」の一環として、新たに気候変動対策サービスを提供すると発表した。

SGSの新しい気候アクションサービスは、企業がカーボンフットプリントの削減、デジタル排出量の最適化、環境管理システムの導入、労働者コミュニティの支援、業界特有の基準への適合を目指す際に活用できる幅広いソリューションを提供している。具体的には以下のようなサービスが含まれる。

温室効果ガス(GHG)排出関連サービス:

  • GHG排出コンサルティング
  • SBTi(Science Based Target initiative)の目標設定支援
  • カーボンフットプリントの検証(企業、製品、施設)
  • オフセットおよび除去プロジェクトの検証
  • カーボンニュートラリティの主張検証
  • EU/UK ETS(排出権取引スキーム,Emissions Trading Scheme)遵守サポート
  • CBAM(炭素国境調整メカニズム, Carbon Border Adjustment Mechanism)ガイダンス

エネルギー移行関連サービス:

  • 資産の脱炭素化(管理システム認証、エネルギー監査、削減効果の検証)
  • 再生可能エネルギーCAPEX/OPEX保証
  • 新燃料のテストと認証
  • EVバッテリーおよびエネルギー貯蔵システムのテスト

【参照ページ】
(原文)SGS Crafts Comprehensive Set of Climate Action Services
(日本語参考訳)SGSが包括的な気候変動対策サービスを開発

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